遷延性意識障害と脳死

2018-03-03 未分類

入院交通事故が原因で遷延性意識障害の症状と脳死という症状は、植物状態とも言われています。両方とも寝たきりになってしまっていたり、意思表示が出来なかったり、言葉を発する事ができなかったりなどといった共通点はありますが、内容は全然違ってきておりますので十分に配慮する事が必要になります。

脳死は、生命維持に必要不可欠な脳幹を含む脳の機能が不可逆的に損傷している状態です。つまり、呼吸器のような機械を付けていないと呼吸が出来ないような状況になってしまっているという事です。また、脳死の判定になってしまうと意識の回復は見込めません。判断基準としては、平坦脳波の消失、自発呼吸の消失、脳幹反射の消失、深昏睡、瞳孔固定の状態が6時間以上続いた際に認定されます。

これに対して遷延性意識障害という症状は、脳に損傷があったとしても、自分で呼吸する事ができる呼吸器や中枢神経系、脳幹、循環器、消化器などが正常に働いている状態です。点滴で栄養補給を行っていれば、自分で呼吸する事ができます。交通事故で植物状態になってしまった方の家族にとって、植物と呼ばれるのに抵抗があるという事で遷延性意識障害という呼び名を用いるケースが増えて来ております。