植物状態は回復する

2018-03-09 未分類

遷延性意識障害は、脳にダメージを負ってはいますが、一生寝たきりという事ではありません。人間の身体は、破損した部分を自己治癒能力で回復する力を持っておりますので、それ以上悪化しないような態勢を整えつつ、改善させるような治療法を行っていきます。

車椅子脊椎電気刺激療法、脳深層部刺激療法、音楽運動療法などで回復を促す他、患者さんの家族や恋人、友人の方などが話しかける事によって意識を取り戻すといった事もあります。しかし、交通事故の前と同じように歩いたり話したり、考えたりといった状態に戻るという例は少なく、意思表示が出来るようになる最少意識状態であったり、記憶障害であったり、注意障害のような後遺障害が残りつつもなんとか日常生活を送る事ができる高次脳機能障害といった状態が殆どです。

脳死状態で無いかぎり、ずっと病院に入院していることはできません。基本的には自宅での介護が必要になるのですが、症状によっては24時間体制での介護が必要になります。ご自宅ではヘルパーさんなどを雇って対応するのですが、金銭的な余裕はありません。その為、しっかりと示談交渉を行った上で、慰謝料などを獲得しヘルパーさんであったり、治療費などに当てられるようにするのがベストです。